鋼板の製造工程では、高温によって表面に"スケール"と呼ばれる酸化皮
膜が発生するため、高圧水を噴射してそれを除去する必要があります。この噴射口に使用されるのがデスケーリングノズルです。
スケールの除去には強力な衝撃力が必要なため、デスケーリングノズルは15〜50MPaの水圧で約200L/分の大水量を噴射します。
デスケーリングノズルは鋼板の製造工程に欠かせないものですが、製鉄所にとって水とポンプ電力の削減は大きな環境課題であり、より少ない水量と水圧でスケールを除去できるデスケーリングノズルの開発が望まれていました。
そんなニーズを受けて当社は、従来ノズルの2倍以上のスケール除去性能をもつ"DNXシリーズ"をお客様でもあるJFEスチール株式会社様と共同で開発しました。
"DNXシリーズ"は、従来よりも水量は約40%、ポンプ電力は10〜15%を削減することができます。また、水量の削減により鋼材温度を10〜20℃下げられることから、加熱炉の燃料節減にも寄与します。